ガクです。

先週はG1含む4重賞が行われました。
結果としては2戦2勝という内容でした、フェブラリーSでは本命馬を変更するなどありましたが、
メルマガやサイトの記事でも書いたように、不安な情報として入ってきた馬を
本命にするのはできなかったからです(予想を組んで配信してから情報が入りました)、
基本的に印を出してから変更することはないのですが、今回は特別と捉えてくださればと思います。

今週は2重賞とボリュームは少ないですが、
開幕週の中山・阪神。過去の傾向も踏まえて対応していきたいと思います。
外厩的な要素では大きくは変わらないのですが、開幕週は大きな投資は控えたいですね。

では、先週の重賞&外厩推奨馬の回顧の記事になります。

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<ダイヤモンドSの回顧>

◎ユーキャンスマイルは1人気1着。
スローペースでの瞬発力勝負、過去10年で見ても上がり最速33.4秒で差し切ったのはアルバートと本馬だけ。
展開がどうのこうのではなく、はっきりと能力が違ったというレースで、完勝でした。

結果的には◎→△→○で決着。

【総括】
2着に粘ったサンデームーティエは中盤でうまくペースを緩められたのと斤量50kgが要因だろう、東京の舞台も合う。
スタミナが豊富というよりかは、今走は後ろから突く馬もいなかったことが好走の要因だろう。
カフェブリッツはOP程度なら通用するが、重賞では厳しい。
グローブシアターは今回のようなヨーイドンの競馬は展開的に向かないのだろう。万葉Sのように
早々に隊列が動いて持続力勝負になる方が良さそう。

外厩的に注目はソールインパクト。
海外帰りであったがムラセファームと戸田厩舎の信頼関係はやはり高く、
ジョディーの好走やソールインパクト、昨年のノンコノユメなど、重賞では大きな成績はまだ上げていないが
注目しても良さそう、特に条件戦などは狙い目かもしれない。

 

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<京都牝馬Sの回顧>

◎リバティハイツは4人気9着。
予想で書いたように、攻めた騎乗を望んでの本命だったが、ゲート直後につまづき後方からのレースとなった。
立ち回ってナンボの馬なのだが、1400よりも1600ぐらいで先行できる競馬の方が向いていそう。

結果的には消→▲→消で決着。

【総括】
1000m58.1秒とミドルペースで流れたレース。結果的には差し馬がほぼ上位を占めるレースとなった。
デアレガーロはロスなく内で脚を貯めれた事と、直線で横に広がりスムーズに追い出せたのが勝因。
2着のリナーテは外目のいいところを堅実に脚を伸ばした、1400でもしっかりと脚を伸ばして来れるので、
今後も注目していきたい。
アマルフィコーストは差し馬が台頭する中、早め勝ちに行く競馬で先頭に出て粘り切った。
このレースっぷりなら、自己条件なら信頼できそう。

外厩的には、大竹×天栄のデアレガーロが勝利。大竹厩舎は輸送があまり得意ではないので、ここは買いではないと判断したのが致命的、最終的にはトレンドが強かった結果となった。
2着のリナーテは厩舎と外厩の相性、乗り替わりを考えたら本命にしても良かったか、前日段階で注目していると書きながら本命を打てなかったのは悔しいところ。
アマルフィコーストは社台系との相性が良い牧田厩舎らしい結果といったところか。

 

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<フェブラリーSの回顧>

◎ゴールドドリームは2人2気着。
インティがハナから上がり3位で勝ち切ったところを考えても、展開とペース次第ではこの馬が勝っていた可能性もある。能力はまだまだ高く、今年も十分な活躍に期待がかかる。

結果的には▲→◎→△で決着。

【総括】
1000m60.2秒のスローペース、インティが逃げたことで中間でペースが緩んだこともあるのだろう、
中団より後方からの馬では差し届かない展開になった。
インティに関しては恐れ入ったというところ。事前の不安材料などを払拭する快勝劇。
今後も逃げてうまい武豊騎手とのコンビで、今後も要注目。
掲示板まで押し上げたコパノキッキングは人馬共に見事といったところだろう。
有力馬がペースを見て仕掛ける中、腹を据えて直線のみの追い比べに持ち込んだのは賞賛できる。
ユラノトに関してなぜ抑えたのかと質問が多かったので答えると、
有力な差し馬が本馬より外に入ったことで、ロスなく立ち回りノーマークでストレスのない競馬が
できるだろうと思っていたからです。在厩でも結果をだしてきた厩舎ですし、状態は悪くないと判断しました。

外厩的な見解でいうと、ダートはノーザン系外厩が独壇場ではなく、そのほかでも十分に戦えます。
ある意味オッズがばらけるので良いですが、その見極めはなかなか難しいので(特にOPクラスや重賞)
今後も研究していきたいところ。
ただし、ダートレースでも買いパターンや好走パターンは存在するので、
買いパターン一覧に増やしていければと考えています。

 

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<小倉大賞典の回顧>

◎エアアンセムは4人気5着。
理想的な先行策を取れたものの、直線に入り伸びず、ハンデの57kgも堪えたのかもしれない。
初輸送での小倉というのも馬には合わなかったか。

結果的には△→△→×で決着。

【総括】
1000m59.4秒も、2番手以降を大きく離しており、実質はスローペースの展開。
レースを引っ張ったサイモンラムセスと2番手で楽をしたタニノフランケルが粘りこむ。
スティッフェリオは外枠から好発ですんなりと位置を取る先行策。展開的な要素はあったものの
直線でしっかりと脚を伸ばし、着差以上に強いレースっぷりだった。

音無厩舎はブラックスピネル・インディチャンプ。ダンビュライトと重賞で結果を出している。
ノーザン系はもちろんだが、社台系の馬もチェックが必要。
次走あたり人気落ちで狙い目なのはマウントゴールド、勝ち馬の少し後ろで見る形でレースを進めたが、前有利の展開のため、脚は伸ばしているが6着。ゴール前まで脚をしっかり伸ばしており、単純な力負けとは言い切れないだろう。

 

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<外厩情報総括&回顧>

<土曜 推奨馬・結果>

【東京】

6R トロシュナ 軸推奨 期待度 ☆☆☆☆ 2人気3着
見解で書いたように、外厩相性よりもネックだったのは出遅れグセ。しかし、大竹×天栄の買いパターンは今年も走る。
レースの回顧。今走はゲートをスムーズに切り立ち回る競馬をしたが、直線で脚を伸ばせず3着。外厩好相性であっても、次走も人気するだろうし、手は出しにくい。

【小倉】

3R シャムラマート 穴推奨 期待度 ☆☆ 7人気2着
力が抜けていた勝ち馬を追いかけるように早々に動いた馬が潰れ、直線ギリギリまでロスなく脚を溜めれたのが結果につながった。馬場と展開が向いたとも言えるが、低メンツ未勝利ならチャンスはあるだろう。

外厩で注目したいのは3着の山岡トレセンを使っているリヴォルバー。
今開催の小倉でちょいちょい名前が出てくるので、注目。
現時点で良いのは過去に話したように、河内厩舎。あとは鈴木孝志厩舎か。

 

11R フィルムフランセ 穴推奨 期待度 ☆☆ 10人気14着
ゲートはのっそりだが、1コーナーで一気に前に詰め3番手。前がかなりハイペースで飛ばしていたことから、スピードに付いていけずズルズル失速。このクラスは頭打ちか。

 

<日曜 推奨馬・結果>

【東京】

7R カヴァル 軸推奨 期待度 ☆☆☆ 4人気着1
想定通りのスローペース。縦長の隊列になり、道中も折り合いがついた事と、直線スムーズに追い出し勝利。内容は良かったので、クラス上がっても注目。

外厩的に次走注目するなら、アルビオリクス。今走は在厩での調整だった。馬が明らかに動いていなかったこともあり、直線早々にM.デムーロ騎手はレースに参加せず。次走、外厩からの出走で立て直しなるか?といったところ。が、次走も人気するならあまり手は出したくないか。

 

10R ダノンキングダム 穴推奨 期待度 ☆☆ 3人気2着
こんなに人気になるとは思っていなかったが、ハナからスローペースに持ち込んで粘りこみ。前走の中山よりも、東京コースの方が合っていたというのも大きい。勝ち馬は上がり33.2秒でまとめており、このレースに限ってはキレ負けした。

外厩的には、人気で決まったが、芝の中長距離はノーザンが強いと、誰でもわかる形で証明した。

 

【京都】

12R プラトリーナ  軸推奨 期待度 ☆☆☆☆ 1人気2着
最終的に単勝は2倍。中内田×ノーザンは結果を出している以上、今後も売れてしまうか。
勝ち切れなかったが、上がりは次点と0.4秒差の最速。1000万は悠々勝利できるだろう。

外厩的にはクルークハイトが力は落ちるが良い競馬はできている。
低メンツで先行できる形ならどこかで一発穴を開ける可能性はあるだろう。できれば脚抜き良い馬場が良い。

 

【小倉】

7R プラトリーナ 穴推奨 期待度 ☆ 6人気11着
行った行ったで内を通る前有利の展開、見せ場もなかった。
 

【総括】

人気馬・穴馬含め、推奨馬の好走が目立った。それ以上に、情報馬からも好走があり、
会員様からのアレンジ馬券での的中報告を多数いただく形になりました。
土日の総括をすると、外厩帰りの馬は非常に多く(前々からだが)いて、それらの馬が
好走している事実はある。
一点、コンシェルジュの会員の方にはしっかりと理解して欲しいことは

「外厩馬だから全て走るわけでは決してない」

ということを念入りにお伝えしていきたい。
情報馬の中でも、推奨馬から漏れてはいるが激走するパターンもいるので、
ぜひ馬券に活用していただきたいです。

例えば、推奨馬ではないが、私が日曜に情報馬から馬券を買った馬は
東京12Rのラレータ・7人気2着。
こちらの情報馬でも多くの的中報告をいただきました。

ではなぜ推奨しないのか?ですが、何度か書いていますように、
「現時点では推奨できる好走パターンではないが、今後好走パターンになる可能性がある」
からです。
キムテツ×天栄×ルメは買いパターンというのは、コンシェルジュの会員でなくても
多数の方が知っています。その分オッズ妙味は減ります。

私が年間通してコンシェルジュ会員様とお付き合いしていく最大の理由は、
まさにここです。
トレンドは必ず変わっていきますし、その時々で買いパターンがハマる季節などもあります。
狙い目でオッズ妙味もある外厩馬は鉄板パターン以外でも出てきますので、
そういった情報を届けることが最大のメリットと思います。

ぜひ、コンシェルジュの情報を活用していただきたきと思います。

 

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<外厩情報馬について>

サイトを立ち上げて三週間となりますが、会員様からの声も反映し、
情報馬のコメントなどもなるべくわかりやすく書いてはいます。
が、本命党・穴党など、馬券の券種や資金などは、人それぞれ全く違います。

最初の頃よりアレンジの的中報告が多いのも、
情報馬の扱いになれた方が増えてきたという実感にもなっております。
それでも、まだ活かしきれないなどの声もありますし、
そちらに関しては、何かしらで対応をしていきたいと思います。

最後に、先週でもともと気になっていた外厩と好相性の買いパターンもありましたので、
月末にでもまとめて情報を追記で更新していきます。
また、トレンドという部分はあるので逆に記載をなくす場合もあります。

ガク