ガクです。

平成最後のG1となります。3月に引き続き重賞の調子は上がって来ませんが、ここは獲りたいですね。

G1のタイトルホルダーがフィエールマン1頭のみと少し寂しいメンツではありますが、4歳世代と古馬とのぶつかり合いは非常に楽しみです。

それでは最終予想をごらんください。

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天皇賞・春・G1 最終予想

充実の4歳世代が人気の上位を占めていますが、古馬勢からも復調気配のロードヴァンドールやクリンチャー、今度こそ本番で結果を出したいパフォーマプロミスなど実力は混戦といった様子。

大きなポイントは展開、逃げ宣言をしているヴォージュがハナを切るのか?それとも青葉賞でまんまと逃げ切った名手横山典弘騎手のロードヴァンドールが逃げるのか?

先行を主張したいと言っているパフォーマプロミス陣営、内が良かったが少頭数なら外枠でもチャンスありと復活を狙うクリンチャー。差しにかけるエタリオウとユーキャンスマイルなどの存在を考えると、スローペースのなかで縦長な隊列になりそう。

しかし、中団にフィエールマンとルメール騎手がいることから、場合によっては早々に隊列は動き始めることも考えられるだろう。

スロペースは濃厚で、出来ることなら最終コーナーで4〜5番手以内にはいないと厳しい展開になるのではないだろうか。

ということで、最終見解。

 

◎本命はメイショウテッコン

逃げるのはヴォージュ・ロードヴァンドールになるならば、その直後を追走するのはこの馬だろう。もちろんゲート次第ではあるが、福永騎手も中間でこの馬に跨り感触は掴んでいるはず。前に行かないと持ち味を活かせないのはテン乗りでもわかっているだろうし、この馬の持ち味は前走のような後半からペースアップしてしぶとく脚を使う展開。あまり大きく離されないような位置取りで早めに仕掛けていければチャンスはある。福永騎手が勝つ姿勢での気迫ある騎乗に期待したい。

 

○対抗はフィエールマン

天栄帰りの休養明け初戦だが、ここまでの重賞で何度もそれらの心配を払拭して来た外厩と騎手。現状の高速馬場もこの馬には味方しそうで、スローペースで淡々と前を逃しっぱなしという事はさせないだろう。勝つための戦法で騎乗してこれば、力は上位なので馬券に食い込んでくる。ただし、菊花賞は確かに特殊な展開であったし極端な持続力勝負になれば部が悪いのは間違いない。

 

▲3番手はロードヴァンドール

一番不気味なのはこの馬。前走の阪神大賞典で途中からハナに立ち、シャケトラの決め手には屈したもが粘りきっての3着。後続の差し馬を塞ぎ込みながらも絶妙なペースコントロールで持久戦に持ち込んだ。あの展開をもう一度この舞台で作れるならば(この鞍上なら作れる可能性はある)少頭数の大外枠からでも馬券に粘り込める可能性はある。どれだけ直線までにセーフィティーリードを作れるかが鍵となる。

 

☆はユーキャンスマイル

追いかけていた馬で本命を打つか最後まで迷ったが、近2走の長距離戦は決め手が生きる差し馬決着。前走は確かに内容としては強かったが、相手を考えるとレベルは低い。万葉Sでは上がり最速を使うがヴォージュを捕まえ切れなかった。その時よりもメンバーレベルは上がるし、少頭数ながらに縦長になってしまえば差し届かずの可能性は高い。操縦性は高くレースセンスもあるが、岩田騎手は昨年のような直線で内に潜り込むような戦法を取るだろうし。前が有利な展開を考えるとここまでの評価。

 

穴パフォーマプロミス

上記にも書いたように、今走は京都記念同様にある程度ポジションをあげてくる可能性が高い。テン乗りの北村友一騎手だが、この手の馬でインベタで最後の直線でするすると脚を伸ばす展開をイメージして騎乗してくるだろう。少なくともG2を2勝しているような力のある馬が、このメンツで人気落ちなら狙ってみたい。

 

△エタリオウ

メイショウテッコンを評価するなら、前哨戦でデキが6〜7分だったこの馬の逆襲があってもおかしくはない。ただし、腰痛が原因なのかM.デムーロ騎手の不調さは重賞だけでなく平場を見ても目に余る。自らの体を酷使してまで目の前の2勝をどうしても獲りに来るという事はないのではないか。実力を出し切れず終わる可能性もあって良い。噂では夏は全休というくらいに悪いとか。

 

△グローリーヴェイズ

菊花賞組が評価されるならそのレースで変わらぬ脚色を外を回って使ったこの馬が突っ込んできてもおかしくはない。前走のようにメリハリつけて動き出せるかは戸崎騎手なのでわからないが、良い脚を長く使えるタイプなので馬自身が前向きに動けばチャンスはありそう。シルクR×天栄なので仕上がりも申し分ないだろう。

 

△クリンチャー

最後にこの馬、大外枠はネックとなるが昨年は今年よりも高いメンツ相手に3着。追い切りでベストを叩くほど状態は上がってきているし、絶好調の三浦皇成騎手を背に復活があるならここしかない。

 

 

天皇賞・春・最終印  自信度 B

◎5メイショウテッコン
○10フィエールマン
▲13ロードヴァンドール
☆9ユーキャンスマイル
穴8パフォーマプロミス
△2.7.12

 

参考買い目

◎→○▲☆穴 馬連4点
◎→○▲☆穴 ワイド4点

中穴からっているのである程度妙味はありそう。馬連がハマれば十分に利確ですが、ワイドに比重を置いて買いたいと思っています。三連系はオッズを見ながら絞って買いたいと思います。

昨年の日本ダービー以降、福永騎手の騎乗もレースによっては攻めていますし、昨日はウーリリで前に好き勝手やらせてしまいましたが、この天皇賞・春では気迫のこもった騎乗を期待したいと思います!