ガクです。

春のG1の最終戦。重賞の成績が本当に奮わず申し訳ない気持ちでいっぱいですが、ここは狙いたい馬が決まっているので、シンプルな馬券で決めていと思います。

馬場傾向的には土曜は内の前有利といった感じでしたが、果たして日曜のメインまでにどのような馬場になるのか?そのあたりの展開面への考え方一つで予想は大きく変わりそうです。

それでは最終予想をご覧ください。

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宝塚記念・G1 最終予想

宝塚記念といえば過去にも何度も波乱があったレース。理由としては春の一番最後に行われるG1という事に、非根幹距離という特殊な条件。梅雨時期という事で馬場状態が不透明になることも考えられる。過去には典型定期な重馬場巧者のサトノクラウンが勝利したり、ドゥラメンテやキタサンブラックなどの人気馬が勝てなかったレースでもある。

昨年を下回る13頭でのレースではありますが、G1ウィナーが6頭と今年は国内G1としてはメンツが揃った印象です。阪神の午前の感じを見る限り、良馬場の開催が濃厚となりそうですが、土曜の傾向どおりに決まるのか。

展開を考えた時にやはり逃げるのはキセキとなるか、しかしアルアイン・クリンチャーなども積極策を示唆しており、キセキがラク逃げを打てるかも微妙なところ。前半に多少ペースが上がり、最後は持続力の末脚勝負になることが多いこの舞台。ここは差し馬を上位にとって勝負していこうと思います。

ということで、最終見解。

 

◎本命はレイデオロ

安定の藤沢厩舎の天栄帰りで鞍上ルメール。馬券を外したのは海外の2戦と皐月賞の3回だけ。ここまで堅実な馬が単勝3倍台後半になるほど舐められるなら1人気でも狙っていきたい。乾いた馬場の高速決着はもちろんのこと、馬場が渋っても強い万能型。ルメール騎手の強気なコメントからも状態面の良さは十分に考えらるし、少頭数なら力出しきれずの不利な状況をこの鞍上が作ることは考えにくい。

 

○対抗はリスグラシュー

しがらき帰りで馬券を外したのはオークスとエリ女。しばらくマイルを中心に使ってきていたが、昨年の府中牝馬から路線を変更し中距離仕様に変わり身を見せた。モレイラ騎手のエスコートもあったがG1タイトルを手にしてからは、香港ヴァーズで2着。金鯱賞ではダノンプレミアムに食らいつく上がり最速で2着。前走の海外では内が有利の中で懸命に追い込んで3着と、まさに充実一途。牝馬が強いレースという事にプラスしてレーン騎手騎乗で人気だが、距離の不安も馬場の悪化も問題なく、余すことなく脚を繰り出せば直線で差し切る可能性もあって良い。阪神コースでも馬券を外したことがなく適性もある。

 

▲3番手はエタリオウ

鞍上が横ノリ騎手に変わり、一変するならここか。しがらき帰りでは全て連対しており展開と騎手との手さえ合えばここで2つ目の勝利を挙げれるかもしれない。それでも、勝ち味にかける馬はどこまでも勝てないことは多々あり、騎手も展開が噛み合わなければオワズの可能性はあるか。

 

穴はスワーヴリチャード

昨年の大阪杯以降はピリッとした成績がなく、良くても3着までに甘んじているがしがらき帰りで海外帰りのケアも十分だろうし、コース実績と鞍上を考えれば流石にここは舐められすぎだろう(6人気)。今回はある程度の位置を取りに行きそうな雰囲気もあり、道中に捲っていく競馬というよりも4コーナーから直線勝負のイメージになるのではないか。前が崩れる展開に慣れば出番はあっても良いはず。

 

 

<最終印>  自信度 A

◎2レイデオロ
○12リスグラシュー
▲3エタリオウ
穴11スワーヴリチャード
△1.4.7

 

参考買い目

◎→○    馬連1点
◎→○→印  三連複5点(印上位を厚めに買います)
◎⇆○→印 三連単10点

前がやりあってタフな展開を想定し、最後は直線の追い比べを想定して予想を組みます。極端なスローペースでキセキ・クリンチャー・アルアインなどの前を行く馬で決まるならそれまでと割り切って勝負したいと思います。
◎○のワイドが4倍なので、そこに絞って買うのもありでしょう、三連複でヒモ抜けするのも悲しいですしね。