ガクです。

香港国際競争の予想です。非常にボリュームある4つのレースですが、日本馬の活躍が非常に楽しみです。

今年の香港はかなり時計の出る馬場になっているようですし、高速馬場に慣れた日本馬にはチャンスが十分に巡ってきそうですね。アーモンドアイの回避は非常に残念ですが、それ以外の日本馬に活躍してもらいたいところです。

それでは香港国際競争の予想です。

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<香港ヴァーズ・芝2400m>

日本馬のディアドラがお昼の段階で国内オッズ1人気ですが、海外ではやはり地元香港のエグザルタントが人気です。ディアドラは昨年の香港カップ2着の実績馬。今回は距離を延長し2400mとなります。

この人気なら地元香港勢に期待をしてみたい。

 

本命は◎エグザルタント

昨年の同レースではリスグラシューを退け勝利。今年のQE2世ではウインブライトに負けてしまったが、大崩れなくシャティンで結果を出し続けているのは地力の高さを証明。日本馬はもちろん手強い相手だが馬券の軸としては信頼十分だろう。

 

○はラッキーライラック

なんといっても前走に引き続き良いイメージを持ってくれるスミヨン騎手が跨るのは大きな強み。脚質にも幅を持ち現状の時計のでるシャティンの馬場は歓迎材料。ゲートも1枠と絶好枠を引いた今回は十分に勝利を狙えるのではないか。距離は短くなるよりも伸びた方が良いイメージはあるので、オークス以来の2400mも乗りこなせるはずだ。

 

▲はアンソニーヴァンダイク

今年の英ダービーを制し、その後崩れたのは3走前だけの堅実な馬。初のシャティンの高速馬場でどこまで力を出し切れるかはわからないが、ペースが流れて多少でもタフな展開になれば出番はあるはずだ。

 

<印まとめ>  自信度 C

◎1エグザルタント
○11ラッキーライラック
▲13アンソニーヴァンダイク
△2.4.5.6.10

 

参考買い目

◎→○▲→印  三連複11点

 

 

<香港スプリント・芝1200m>

層の厚い香港スプリントに日本のダノンスマッシュがどこまで通用するか。そういった意味では非常に楽しみが多いレースです。

国内オッズではデビューから大崩れのないエセロに人気が集まっていますが、層の厚い香港勢の古馬も負けてはいられないでしょう。

 

本命は◎ビートザクロック

とにかく堅実な本馬を信頼したい。大崩れが全くないというのは重要で、一旦崩れるまでは素直に追いかけるのが良いだろう。これまでの戦績が【8-8-6-0】と重賞戦線で戦っての戦績なのだから立派の一言。鞍上には継続してモレイラ騎手が跨がれるのも大きな強み。

 

○はシーズンズブルーム

スプリントに転向し3戦目だが、前走ではハンデを押しのけて今回出走しているフルオブビューティーに勝利。そのフルオブビューティーは前走でエセロ・ホットキングブローン・ビーとザクロックに次ぐ4着の実績馬。エセロ意外と斤量差がなくなる今回はパフォーマンスをさらに上げてきてもおかしくはないだろう。

 

▲はミスタースタニング

昨年の勝ち馬が前走の負けだけで人気を落としすぎだろう。前走はハンデ戦と割り切ってしまえば、本番になるここでパフォーマンスを上げてくる可能性は非常に高いはずだ。

 

<印まとめ>  自信度 C

◎1ビートザクロック
○10シーズンズブルーム
▲3ミスタースタニング
△4.5.7.11

 

参考買い目

◎→○▲→印  三連複9点

 

 

<香港マイル・芝1600m>

ここは日本の春秋マイル王のインディチャンプを応援したくなるレース。

しかしながらこの路線ではやはりビューティージェネレーションには注目が集まりますし、国内オッズでも1人気で押されています。しかしながら、オッズや対戦実績を見直していくと、明らかに不当な人気の馬が一頭。軸はビューティーで良いと思いますが、対抗には国内で伏兵扱いの馬を狙い2頭軸で狙い撃ちたいところ。

 

本命は◎ビューティージェネレーション

近2走が3着とピークをすぎたような印象を受けがちだが、やはり本番はここだろう。崩れているといっても3着には食い込んでいるわけで、馬を作り上げてくる本番のここは3連覇も夢の話ではないだろう。

 

○はカーインスター

国内では38倍の7人気だが、ブックメーカーでは11倍の4人気。前走戦の前走ではビューティージェネレーションに先着しており(斤量差はあるが)1着は今回人気のワイクク。さすがに本馬が舐められすぎだろう。前走のようにスムーズ先行策からしぶとく脚を伸ばして来れれば粘りこみのチャンスはあるはずだ。

 

▲はインディチャンプ

立ち回り力ということを考えれば本馬も鞍上がレーン騎手に乗り替わって引き続きパフォーマンスを継続する可能性は高い。とにかくレースセンスが売りといった馬なので、ゲートをスムーズに出て前を見る形で淡々と脚を溜めれればチャンスはあるだろう。馬場が速くなっていることもプラス材料。

 

<印まとめ>  自信度 C

◎1ビューティージェネレーション
○6カーインスター
▲2インディチャンプ
△3.4.9.10

※日本馬を軽視するなら▲を4ワイククに変更しても良いと思います。

参考買い目

◎→○▲→印  三連複9点

 

 

<香港カップ・芝2000m>

ここは明らかにこの舞台がメイチのウインブライトには逆らえないでしょう。

 

本命は◎ウインブライト

春のQE2世の勝利で舞台適性の高さを十分見せた本馬。その後の国内2戦は適正外と判断し、前哨戦と割り切ればここで馬を作ってこない理由がない。国内で人気でも逆らう理由はすくないだろう。懸念は外枠だが、8頭立ての小頭数。力出し切れば勝機は十分。

 

○はフローレ

絶好枠の1枠を引き、前哨戦でエグザルタントの2着と見せ場十分。昨年の2冠馬がここへきて復調気配、前走の好走がフロック視されて国内4人気ならば狙わない手はない。ブックメーカではマジックワンドを凌いで1人気の馬で国内では過小評価だろう。

 

<印まとめ>  自信度 C

◎1ウインブライト
○6フローレ
△2.7

 

参考買い目

◎→○→△  三連単2点
◎→△→○  三連単2点

三連複2点でも良いと思いますが、ここは松岡騎手のガッツポーズを再びみたいですね!