ガクです。

先週の3重賞は見せ場なしでした。
今週もまずは重賞の回顧を本日書いたのちに、推奨馬と情報馬の回顧と、
馬券への活用の仕方などを書いていきますのでよければご覧ください。

先週は土曜は天気がもってくれてのでまだ良かったですが、日曜は阪神以外は一気に馬場が悪化。
中山や小倉の芝に関しては、レースが行われるたびに馬場が悪化していきました。
今週も明日から多少天候がぐずつく予報も出ていますが、中山なんかは馬場の影響がかなり出てきそうです。

また、小倉の開催が終了し、地元の中京開催が始まります。
金鯱賞はメンツも揃っていますし、メインレースだけでも現地で観戦したいですね。

それでは、先週の重賞回顧です。

 

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<オーシャンSの回顧>

◎ラブカンプーは4人気16着。
この時期の中山では珍しい高速馬場。スピードについていけなかったとかの問題よりも、4コーナーで完全に失速。
調子が上がっていないというよりも、ピークが過ぎたと見るか、スランプと見るか。今後は安易に印は打てなくなった。
しかし、外厩先を変えた事自体が悪かったとは思っていない。むしろ、マイスタイルやミエノサクシードなど、復活の糸口を作った事実もあり、この馬自体もどこかで巻き返しの可能性は秘めている。森田厩舎との関係性は、今後も注目はしていきたい。

結果的には△→○→穴で決着。

【総括】
600m32.3秒のハイペース。馬場や展開が向いたにしろ、この時計で勝ち切ったのは強いの一言。ただし、高松宮記念は左回りの中京。また逃げ馬が楽々と勝てるようなレースではないので、注意は必要だろう。2着のナックビーナスは負けはしたが、スムーズなゲートから先行して上がり3位でまとめており、地力上位の結果。予想で書いたように、ここにきて外厩を社台Fに変えて本番に対して上々の内容だと言える。上位評価したダイメイフジは舞台巧者というのもあったが、好スタートから経済コースを通ったことが最大の要因だろう。後方から直線で進路を変えながら上がり最速を使ったエントリーチケットはOP特別なら十分に勝ち負けできそう。近走の成績を見ても充実している、もっと時計がかかる馬場であれば、掲示板には食いこめた。マイネル軍団はどこで激走するのか読めない部分もあるが、この馬に関しては、宮徹厩舎とグリーンファーム、馬主の信頼関係の厚さが今後も際立つレースが生まれそう。

外厩的にはスプリント戦でも上位の外厩を使った馬は、やはり結果を出してきているが事実。吉澤・社台。あとは6着に敗れはしたがエスティタートはしがらき帰りで、大外枠からの厳しいレース。この馬も、関西圏でのレースなどになれば十分に通用するものがある。

勝ち馬のモズスーパーフレアを軽視した理由ですが、前走のOPとはメンツも違えば斤量も違う、ハイペースになることが予想でき、そうなれば押し切ることは容易ではなく、むしろ垂れて馬券外に飛ぶ可能性もあると考えての印でした。印の組み方次第で取れていたレースでした。

 

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<チューリップ賞の回顧>

◎ダノンファンタジーは1人1気着。
前走の阪神JFとは一転、最内枠から先行し正攻法の競馬。直線では残り200mをすぎ外に進路をとると一気に差し切り勝利。2.3着には後方からの上がり1.2位の馬が差してきた。レース展開を考えると1馬身差の着差以上の完勝。桜花賞は当初からの予定通り本命候補で間違いはないだろう。

結果的には◎→△→△で決着。

【総括】
800m通過が47.8秒のスロー。2着のシゲルピンクダイヤは出遅れから直線勝負、勝ち馬には迫ったが、本番でも出遅れるようなら差し届かずの掲示板止まりになりそう。故障休養明けで馬体を減らしていたこともあり、本番ではその馬体の維持と当日のテンションが課題となりそう。ノーブルスコアは内でじっと溜めて最後の直線にかけた福永騎手の好騎乗。馬体の減りも気にはなったが、やはり距離は1400mまでが良いのではないか。対抗のメイショウショウブはすっとゲートを出れなかったが、仮にハナを切っていたとしても、今回のレースでは最終的に外からの差し馬に交わされていただろう、馬場が随分差しが届くようになってきていた。穴評価のドナウデルタは流石に良血+石坂&しがらきの力で見せ場たっぷりの4着。

外厩的に見ると、調整力の高い厩舎と外厩を使ってきた馬が上位へ。2着のシゲルピンクダイヤは故障の影響もあり外厩を変更、渡辺厩舎は今年はシンザン記念を制覇するなどあるが、あくまでノーザン系外厩の力も加わってのもの、本馬は流石に本番では荷が重い。

どちらにしろ、例年の桜花賞のとおり。基本は2歳戦での上位争いをした馬での争いとなりそうだ。

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<弥生賞の回顧>

◎ニシノデイジーは1人4気着。
とにかく馬場に尽きるレースとなった。内を通った馬が総崩れ、外の多少馬場が良いところを通った馬が上位。それを考えると、この馬の力は出し切っており、見直しは可能だろう。通ったところは悪かったが、勝浦騎手は乗れてない訳ではなかった。本番では枠順が重要となりそう。

結果的には消→消→△で決着。

【総括】
1000mが61.8秒。先行した馬が崩れ、大外を回してきた馬が上位を占めた。馬場の影響もあり、かなり特殊なレースだった。
ラストドラフトはハナを切って、田辺騎手が早々に直線で進路を外目に取ろうとした動いたものの、あの馬場で終始痛んだ内を通ったことで一気に潰れた。能力的には一枚劣るが、本番では今回以上に巻き返しがあっても良い。メイショウテンゲンは見事な勝ちっぷりだったが、本番では流石によほど馬場が悪くならない限りは厳しいだろう。2着のシュヴァルツリーゼはあのコーナーワークで、坂を登り切ってさらに加速。今後も成長力に期待してみたいところだが、デビューまだ2戦。次走で一気に人気するようなら疑った方が良さそう。

外厩的には、の前に。個人的にはやはりブレイキングドーンの前田幸貴が気になるところ。馬主が変わりまだ所有馬は少ないが、何と言っても前田氏といえばキズナやワンアンドオンリーの大山ヒルズ。こういう馬がクラシックでひょっこり活躍してしまうので、注意をしておきたい。あとは、藤原厩舎のしがらき帰りのカントル。こちらも通った馬場が悪かったことももちろん、良馬場でこその馬。見直しはきくだろう。

 

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【総括】
オーシャンSはトライアルということも加味して、◎ラブカンプーの巻き返しにかけたが、結果的には○ナックビーナスから
お気にいった予想をしていれば的中。チューリップ賞は、シェーングランツの末脚が炸裂しない可能性ありと考えながら、攻めきれなかった。オッズ妙味などを考えれば、自信度を下げてでも一発狙った○ノーブルスコアで印を組めば、こちらも的中という状況。

弥生賞は、手も足も出ず。◎ニシノデイジーを本命にして、少点数で仕留める事を前提なので、
さすがに穴馬に印は回らなかった。
3月のスタートは気持ちよくきれなかったが、印一つを考え方で変えれば取れているレースがいるのも事実。
今週も重賞が目白押しなので、レースの見極めと印をじっくりと考えて打ちたいところ。

また、WIN5がキャリーオーバーということで、そちらの対象レースを中心に考えてくれないか?
という声もあったので、そちらも取り入れながら今週も分析をしていきたいと思います。