東海ステークス2020の予想を中心とした記事です。

京都競馬場で行われる、ダート1800mで行われるレースです。

今年は久しぶりに京都で行われることになる東海Sですが、ここからフェブラリーSの本番に向けての有力馬も出走。人気の中心はインティ・スマハマと逃げ先行馬です。

昨年のようなガチガチの決着になるのか?それとも伏兵が穴を開けるのか?重賞実績ならば他の馬もありますし、個人的には一波乱の可能性があるのでは?と考えています。

 

ガクです。

ダートの重賞なので外厩が云々って感じではないかなと思います。唯一しがらき帰りで出走するエアアルマスは力自体は強いのですが、前走の武蔵野Sの内容を見ると積極的に軸で狙うには怖さがありますね。

土曜の競馬は無料メルマガでメインレースの3つを配信したんですが。

【響灘特別】

◎16モンオール
○8カリーニョミノル
▲4レンブランサ
△1.3.6.11.13.14.15

◎モンオールが西村騎手の完璧な騎乗を見せ、直線ではもらったと思ったんですが最後に決め手のある馬に飲み込まれ、11人気4着。狙いは悪くなかったのですが、ちょっと悔しい内容でした。

【石清水S】

◎9タイキサターン
○3ドナウデルタ
▲6アンリミット
穴11キアロスクーロ
△1.5.7.8.10

タイキサターンは直線に入った時の手応えは素晴らしく良かったのですが、レースをみてわかる通り内目でロスのない競馬をした馬が上位に。同型で穴で狙った▲アンリミットが8人気3着。穴キアロスクーロが5人気4着。素直に○ドナウデルタから入っていれば的中でしたね。

【アレキサンドライトS】

◎6フォースライン
○14リワードアンヴァル
▲4エムオーグリッタ
穴7カナシバリ
☆12アシャカトブ
△2.8.10.13

こちらは端にも棒にもかからない予想となりました。レースを見る限りは内目を通った馬で決まったので、今回上位に入った馬を素直に実績通り信頼することはないかなと思います。

ということで、明日の東海ステークスの考察をしていきましょう。

 

東海ステークス・G2の考察

1モズアトラクション
2コマビショウ
3アングライフェン
4スマハマ
5コスモカナディアン
6アイファーイチオー
7エアアルマス
8マイネルクラース
9メイショウウタゲ
10ロードアルペジオ
11ビルジキール
12ヒストリーメイカー
13インティ
14キングズガード
15ヴェンジェンス
16ヒロブレイブ

前日のオッズを見ると4強の構図。しかしながら、重賞実績がある馬が思いのほか人気が無いようにも見えますし。

昨年のダート重賞を振り返って見ると6人気以下の穴馬が好走をする傾向です。その理由としてわかるのがこの画像。

前が本来有利なダートですが、2019のダート重賞を振り返ると、勝率自体は逃げ馬が勝っていますが、複勝率をみて一目瞭然。後方からの差し馬にも十分にチャンスがあるというのが見てわかると思います。

それを考えると、インティやスマハマから馬券を買えば当たる。それは人気ほど確実ではないのでは無いでしょうか?

差し馬にも十分にチャンスがあると考え馬券を狙って行く方が妙味十分でしょう。

 

ということで上位人気から各馬の見解を書いていきたいと思います。

インティ 牡6・武豊

実績を考えればこの馬が勝ち負けになるのが間違いない。チャンピオンズCでもダート界を牽引する馬らが上位を占める中で逃げ粘っての3着。今回の東海Sと同舞台のみやこSは前でガリガリやり合った事と鞍上59kgで参考外と言っても過言では無い。ただし、今回も同型のスマハマがいるのはネックで、前半からスピードの出やすい京都となればペースアップは必死。予想の段階で前か後ろか?どちらを優勢に考えるかで印の打ちどころが大きく変わる一頭。

 

エアアルマス 牡5・松山

しがらき調整馬でポテンシャルはかなり高い素質馬。前走のダート初重賞では脆さをみせて1人気11着と大敗。揉まれ弱いのは陣営も公言していることなので、いかに砂をかぶる事なくスムーズなレースができるかが最大のポイント。前がある程度やり合うのは目に見えているので、4.5番手の外目を追走していければと言った条件付き。脆さが同席するので軸にはしづらい。

 

スマハマ 牡5・藤岡佑

みやこSの大崩れはインティ同様に仕方ない。しかしながら前走ではワイルドカードに完敗。スピードはあるが、坂のあるコースで持続力をもって押し切る競馬が魅力。京都コースは平坦なため、そこまで持続力が問われない。インティが勝つ流れなら本馬も同席するだろうが、みやこSの二の舞の可能性はある。

 

ヴェンジェンス 牡7・幸

距離延長のここ3戦が好内容、みやこSに関しては展開がどハマりした一戦だが堅実に伸びる末脚は確かに魅力。チャンピオンズCは前有利の展開で出番がないのは当然で、その中でもこの馬なりに脚を伸ばしていた。展開がハマれば今回も出番は十分ある。

 

アングライフェン 牡8・M.デムーロ

明け8歳と高齢馬だが、そのレースぶりはまだまだ健在。シリウスSでは川田騎手の好騎乗が光ったが、この馬はどの位置からでも競馬ができるのが魅力。それに加えてスタミナも兼ね合わせており、道中のペースアップにも対応できる。みやこSと同じく内枠を引いたのは本馬にとってはプラスで、土曜日好調だったミルコの手腕にも期待がかかる。

 

キングズガード 牡9・秋山

前走のチャンピオンズCの回顧ではかなり上位評価した本馬。前有利の展開でもとにかく終いにきっちりと脚を伸ばせる。京都も【2-1-3-3】と舞台相性がよく、みやこSでは展開が向いたと言え2着。ヴェンジェンスが人気に押され、展開的に後方からを上位に取るのならこの馬の方が一発の可能性は十分ある。

 

モズアトラクション 牡6・藤岡康 

近2走は大敗しているが、エルムSでは展開が向いたにしろ上がり最速で差し切り勝ち。昨年の平安Sではチュウワウィザード・オメガパフュームと互角の戦いを演じており、展開がハマったときの一発は驚異。ポテンシャルに関しては十分で京都も【2-1-0-3】と舞台相性は良い。淡々と内で脚をため続けて直線内をこじ開けて来れれば大逆転の可能性は秘めている。

 

ということで、上位人気から7頭の見解を書いてきましたが、個人的に必ず抑えたい穴馬はこちら。

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2走前で本命に押したが、レース内容自体は決して悪くなく、上位に入った馬はOP昇級後に圧勝。正直速い時計の決着は厳しいが、今回意欲の鞍上乗り替わり。ゲートをうまく出て前々でレースの流れに乗れれば穴を開ける可能性はあるのではないだろうか。少なくとも、昨年の実績を考えてもチャンスがないとは思えない。