ガクです。

年々出走数は減り今年の福島牝馬Sは10頭立て。過去のレース傾向を見るとなぜかノーザンF&社台Fの馬は勝っていません。しかし、今年はさすがにノーザンF3頭の中のどれかが勝ちそうですね。

中山牝馬S組が相性の良いレースですが、今年は5頭の出走です。

それでは、最終予想をご覧ください。

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福島牝馬S・G3 最終予想

近走実績で勝利しているのは1000万・1600万を勝ち上がった2頭のみ。そう考えると2走前に愛知杯で3着に入っているランドネは舐められた人気とも言えるでしょうか。

近走ピリッとしないが、昨年の実績が良いカワキタエンカまでが10倍を切るオッズ。メンツを見る限り重賞とは名ばかりなメンツですね。

ということで、最終見解。

 

◎本命はフローレスマジック

天栄×キムテツの直前入厩。前走中山牝馬Sでは石橋騎手が強気で仕掛けた分最後は差されたが、レース内容としては非常に良い内容だった。少頭数のレースを得意としていることからも、ここは久しぶりに重賞で好成績を収めるチャンス。ゲートの悪さは気になるが、のそっとでも出れば上位に台頭する力は十分だろう。前走のように強気な騎乗を見せてもらいたい。

 

○対抗はダノングレース

こちらもノーザンF天栄帰りだが、前走の内容が着差以上に強い。内を通る馬が有利だった馬場状況で、進路を馬場の真ん中に取ると力強く伸びて来た。蛯名騎手がデンコウアンジュではなくこちらを選んだことを考えても、昇級初戦でいきなり通用して良いのではないか。コーナーワークで加速することが非常にうまく、久しぶりの福島コースでも少頭数の大外枠からならレースもスムーズに進められる。

 

▲3番手はランドネ

ノーザンF以外ならこの馬が筆頭になるか。前走は直線どん詰まりで不完全燃焼。少頭数でカワキタエンカが逃げてくれれば楽に先行できる今走は展開が向く。ただ、先週から差しが届く馬場になっている点は否めず、中団からの差し馬が早々に被せてくるような展開になれば案外伸びきれずという可能性はあるかもしれない。

 

☆はウインファビラス

中山牝馬組を評価するなら0.3秒差の本馬も侮れない。重賞でも平場でも強気に乗る松岡騎手なら穴で一発の台頭は狙ってくるだろう。前走は休養明けの一戦を考えれば叩いた上積みもありそうだ。

 

穴はカレンシリエージョ

低メンツの重賞でも1000万を勝ったばかりの馬には荷が重いが、外厩帰りでは非常に状態が良く追い切りも好内容。福島コースは初だが小回りコースは得意、この馬に乗りに来ていると言っても過言ではない秋山騎手なら果敢な騎乗で3着までなら脚を伸ばしてくる可能性はある。

 

福島牝馬S・最終印  自信度 A

◎6フローレスマジック
○10ダノングレース
▲3ランドネ
☆8ウインファビラス
穴2カレンシリエージョ
△4.5

参考買い目

◎→○▲     馬連・馬単 各2点
◎→○▲→○▲ 三連単4点

馬連が本線ですが、馬単と三連単の上位3頭はボーナスで買っておきます。
ただ、お昼前の段階でワイドが3倍以上付いているので、トリガミがないようにワイドを抑えておくのも良いかもしれません。

デンコウアンジュは近走の実績から買いたくなりますが、柴田善臣騎手の今期の成績を見ると飛ぶほうにかけた方が良いと判断してます。力出し切れば上位進出は可能でしょうが、年齢からもここは抑えまでの評価としました。