ガクです。
梅雨ということもあり毎週のように天気や馬場傾向の変化がありますね。今週末の重賞は函館記念の1つのみです。先週は七夕賞で穴馬が絡んでくれた事もあり回収率もよかったですが、以前にも書いたように夏競馬は二桁人気の馬も重賞だけに限らず絡んでくることも多いので、点数を広げても抑えておきたいところですね。
それでは、先週の重賞回顧です。
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＜プロキオンSの回顧＞
◎サクセスエナジーは5人気9着。
昨年とは打って変わって押して押しての2番手追走、マテラスカイを徹底マークし積極性のある騎乗だったが、さすがにペースがキツく直線で失速。残り200m地点では勝ち馬からの斜行もあった。今回のレースに関しては勝ちに行く気持ちが前面に出すぎた分といったところ。単純な力負けではないだろう。
結果的には注→穴→△で決着。
【総括】
600mは33.3秒の超ハイペース。昨年の不良でのレースよりも600m・1000m通過とかなり速い。さすがにこのペースでは前を行った2頭には正直厳しかった。予想の見解で書いたように中京ダートは極端に内を通った馬が優勢で、1.2着馬はベタに内を通ってロスなく脚を伸ばした。
アルクトスは見解に書いたように前を見る形で内を突き上手く差し切った。最初のコーナーに入る前に多少強引に感じるぐらいに内に進路を取りに行き、内で脚を淡々と溜めた田辺騎手の好騎乗での勝利。今回は展開や馬場に恵まれた印象は少なからずあり、やはり距離もマイルがベストなのではないか。
ミッキーワイルドは勝ち馬のやや後ろを追走し、こちらも内で上手くレースを運んだ。最後まで脚は伸びているが今回は位置取りの差が大きかったか。昇級戦の内容を考えれば上々。
ヴェンジェンスは出ムチをいれて3番手追走。終始外を回る形になり4コーナー手前から鞭を入れて直線では粘って3着。着差以上に強い内容で、この内容なら相手関係次第でDG重賞は好勝負だろう。ただし、砂をかぶるのはやはり苦手なので、揉まれるような展開になりそうな時はあっさり崩れる可能性はありそう。
サンライズノヴァは後方からなのでもちろん速い上がりは使っているのだが、今回の展開で外回して追い込むのは厳しい。着差はあるが4着まで伸びたのは地力だろう。
＜最終印＞ 自信度 C
◎1サクセスエナジー 5人気9着
○9マテラスカイ 1人気5着
▲14キングズガード 8人気7着
☆8ウインムート 7人気8着
穴12ミッキーワイルド 3人気2着
注10アルクトス 2人気1着
△2.3.4.5
参考買い目
◎→○→印 三連複9点 不的中
◎→▲☆→印 三連複13点 不的中
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<七夕賞の回顧＞
◎クレッシェンドラヴは2人気2着。
前走でL競争を勝ち切れず、すでに重賞実績のある他の馬を差し置いての2人気はちょっと過剰にも感じたが。勝ち馬を見る形で追走、4コーナーで一旦勝ち馬から遅れたが最後は盛り返し2着。タフな馬場と先週のラジオNIKKEI賞同様の追い比べになった事が良かった。終始馬場の良い外を回し勝ち馬をマークできたことも結果につながった。
結果的には☆→◎→△で決着。
【総括】
1000mは58.0秒のハイペース。マルターズアポジーガぐんぐん飛ばし縦長の隊列に。七夕賞の傾向に沿った消耗戦の追い比べとなった。
ミッキースワローはここでは地力がやはり上位。終始外目の荒れてない馬場を通り、早々にギアを上げていき最後は2着馬の追撃を凌いだ。中山での好走実績なども考えるとタフで力のかかる馬場が向いているのかもしれない。
ロードヴァンドールは3番手追走と、若干ながら先行勢の中では楽にレースを進められた。それでも久しぶりの距離短縮でここまでやれたのは収穫。タフな馬場で改めてスタミナを見せた。
タニノフランケルはマルターズアポジーを見る2番手、展開としてはかなり厳しかったはずで6着まで粘れたのなら上々だろう。単騎で逃げる形なら侮れない。
クリノヤマトノオーは大外枠から自ら荒れた内に入れてのレース。外を回っていればまた結果も変わったとは思うが、本質的にはやはり1ターンがベストか。
ロシュフォールは通った馬場・休養明け・タフな馬場と今回は条件がかみ合わなかった。この一戦では見限る必要はなく、直線では進路を外にとって一瞬は伸びているので単純な力負けではないだろう。
＜最終印＞ 自信度 C
◎15クレッシェントラヴ 2人気2着
○13ウインテンダネス 9人気9着
▲3ロシュフォール 1人気11着
☆12ミッキースワロー 3人気2着
穴16クリノヤマトノオー 5人気7着
△1.2.4.5.7.9.14
参考買い目
◎→○▲☆→印 三連複21点 的中（31,460円）