ガクです。
どうやらそこまで馬場の悪化はなく、良馬場で行われそうな函館記念。1人気がことごとく飛ぶレースとしても有名で、人気となるのはマイスタイル。鞍上の分で嫌われるのでレースが始まる前にはさらに拮抗していそうではありますが、この馬をどう扱うかがポイントとなるでしょうか。
それでは最終予想をご覧ください。
======================
函館記念・G3 最終予想
直近5年で最も安い三連単の配当でも8万円。普通に考えれば条件が揃ったマイスタイルが普通に本命で良いと思うのですが、鞍上の分どうしても割引になりますね。的中を狙うならマイスタイルからが良いとは思いますが、ここは荒れる事も視野に入れて一発狙っていきたいと思います。
コース替わりの後は内の前有利になることが多いですが、昨日の傾向からは思った以上に差し追い込み馬の活躍が目立った、荒れることを想定するなら捲りを打てるような馬の上位台頭だろう。
ということで、最終見解。
◎本命はナイトオブナイツ
前走巴賞組だが、そのレースでは早めにまくって見せ場たっぷりの2着。滞在効果でさらに状態の上積みを感じさせ、函館コースも得意。前走同様に向正面あたりからジワっと位置を押し上げていき、前が崩れるような展開になりさえすれば上位台頭のチャンスはある。戦績を見てもOP・G3含む掲示板を外しておらず、昨年は速い時計で通用しなかったが、今年の馬場ならチャンスはあって良いのではないか。
○対抗はマイネルファンロン
マイスタイルが逃げるとなると、その直後に控えるのはこの馬。どのようなペースになるか掴みにくいが、昨年の中日新聞杯のように制御できず飛ばす可能性もある。そうなれば2番手のこの馬が単騎逃げの形となり、最大の恩恵を受けれるのではないか。前走は休養明けと割り切ってしまえば、ここで巻き返す可能性もある。地元の丹内騎手も気合いは十分だろうし、ハンデも魅力。ノーチャンスではないだろう。
▲3番手はエアスピネル
正直ここを目標には使っていないと思うが、早めに北海道入りし十分な乗り込み。一昨年の札幌記念の時とは状態面で明らか今回の方が良いとの事だし、本来実績上位のこの馬が舐められすぎだろう。大外枠は確かに割引も、昨年はエテルナミノルが大外枠から3着。福永騎手の戦略次第で地力で馬券内に食い込んでくる可能性はある。
☆はレッドローゼス
この一鞍のためだけに函館入り。最内枠は正直言って乗りにくいが、この馬も北海道の牧場に早めに入れて環境に慣れさせてきた。展開的に馬群を上手く捌けるかが鍵となるが、内目を通って脚をじっくり溜められるのはこの馬には良いだろう。
穴はドレッドノータス
巴賞では出負けして後方からのレースになった。脚質的には先行しても控えても問題はなく、前走からの巻き返しがあるならこの馬にも期待。追い切り内容も好内容で積極的な菱田騎手にも期待。
<最終印> 自信度 C
◎14ナイトオブナイツ
○6マイネルファンロン
▲16エアスピネル
☆1レッドローゼス
穴5ドレッドノータス
△2.3.4.9.10.12
参考買い目
◎→○▲☆→印 三連複24点
ナイトオブナイツが思いの他売れていますが(前走勝利したスズカデヴィアスは11人気)、そこは騎手への期待値なのかもしれません。事実ここのところなかなか好調ですし、池添騎手には思い切った騎乗を期待したいですね。
同じ脚質のスズカデヴィアスがあまりにも売れていないので、そこの馬券も少し買ってみたいと思います。
内の前有利の行った行ったの競馬になり差し馬が届かない展開になれば外れです。前に張るならマイスタイルの相手にマイネルファンロンやドレッドノータスは加えたいところです。