ガクです。

ジャパンCも睨んだ馬が出走するアルゼンチン共和国杯にJBCが浦和で開催されるということで、G3のこの舞台にインティやスマハマあたりも参戦してきました。メンバーも豪華になり楽しみも増えましたね。

それでは最終予想をご覧ください。

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アルゼンチン共和国杯・G2　最終予想

このレースから次の大舞台を目指す馬もいれば、今年に限ってはここで結果を出して賞金加算したい馬やG1では荷が重いのでここで実績が欲しい馬もいるでしょう。

過去にはゴールドアクター・シュヴァルグラン・スワーヴリチャード・パフォーマプロミスなど、G1でも活躍をしていうる馬が出走しています。それを思うと今年はどうやら小粒なイメージです。

持ち時計で言えばルックトゥワイスが目黒記念を勝利していますが、京都を使えず目標はJC。前哨戦のここは人気で力上位でも狙いにくいと判断したいところですね。

ということで、最終見解。

 

◎本命はアイスバブル

小倉記念で3番手評価とし7着と敗戦。しかしながら積極的に好位で競馬を進め4コーナーで外から被されて加速がつかず、それでも直線後半からは脚を伸ばしており明らかに脚をあました印象だった。その時の回顧でも東京の舞台替わりで狙いたいと書いており、今回が絶好の狙い目だろう。しがらき帰りではあるが乗り込みは十分、東京【1-1-0-1】と舞台相性もよく、目黒記念こそルックトゥワイスに先着を許したが、今回はあちらの斤量が57kgで本馬が55kg。前哨戦ということも考えれば着順が入れ替わる可能性は十分だろう。好位からの直線での差し切りに期待を持ちたい。

 

○対抗はムイトオブリガード

今年に入りなかなか成績が上がっていないが、昨年2着の得意の舞台に変われば変わり身を見せる可能性は十分。昨年の同時期も休養明けで結果を出しているし、近2走でも終いはこの馬なりに伸びているので、メンバー関係を考えてもここはチャンスがあるだろう。

 

▲３番手はハッピーグリン

中央の移籍初戦ではあるが、昨年のJCでは3歳馬ながら力上位の馬相手に健闘と言える7着。日経新春杯では今回も人気を集めるルックトゥワイスに先着し、メイショウテッコン・エタリオウとは0.4〜0.6秒差。毎日王冠は流石に距離が短すぎた印象で、得意の長距離戦で今回のメンバー関係なら馬券内への可能性は十分あるだろう。少なくとも重賞である程度の実績のある本馬が、再度の昇級戦のアフリカンゴールドやOPを勝ちきれていないタイセイトレイルよりも人気と実力がないとは言いにくいはず。

 

☆はアフリカンゴールド

素質馬であることは間違いないが、昇級初戦で1人気ではさすがに狙いにくい。ルメール騎手が騎乗ということで確かに恐怖はあるが、相手関係が強化されるここは4番手までの評価。ここできっちり結果を出すようなら間違いなく本格化したと思えば良いだろう。

 

穴はタイセイトレイル

前走の丹頂Sで本命を打ったが、今年に入り大崩れなく一度も馬券を外さない堅実な馬。初重賞で相手が強くなるが、良くも悪くも相手なりに走る馬。力をつけてきている今なら立ち回り次第で馬券に食い込めるチャンスはある。2走前のハッピーグリンを評価している以上、こちらも舞台替わりと展開次第で馬券に加われる力はあるはず。

 

 

＜最終印＞　　自信度　C

◎4アイスバブル
○7ムイトオブリガード
▲3ハッピーグリン
☆1アフリカンゴールド
穴2タイセイトレイル
△5.9.13

 

参考買い目

◎→○▲☆穴　　馬連4点
◎→▲穴　　　ワイド2点
◎→○▲→印　　三連複11点

馬連のみでも良いかと思いましたが、上位人気勢も盤石な態勢とは思えず、多少荒れる可能性もあるのではないでしょうか。三連複は荒れれば高配当にもなるので期待を持って買っておきます。

5ルックトゥワイスは調整過程を考えれば流石に今回は豪快な末脚を期待するのは難しそう。舞台的性は高く調子がイマイチでも結果を出してくる可能性は十分あるが、福永騎手の性格と次を見据えていることを考えれば無理なく回ってくる可能性の方が高いのではないか。

9ノーブルマーズは近2走の重賞の実績から一発狙ってみたい気持ちにもなったが、流石に昨年ほどの勢いは感じられず現状の高速馬場も基本的には合わないだろう。昨年の目黒記念のように前々で立ち回りスローの前残りの展開になれば出番はあるとは思うが。

13ウインテンダネスは近走後方からのレースで結果が出ていないが、昨年は東京の2400・2500（目黒記念）の舞台で前々で立ち回り結果を出している馬。稽古の内容からは好調さを感じさせており、思い切った騎乗を内田騎手が仕掛けてこれば3着争いまでなら食い込む可能性はありそう。

 

 

みやこS・G3　最終予想

今年はJBCが難解なコースの浦和で行われることから、この舞台から年末のチャンピオンズCを狙う馬が出走。休養明けのインティやスマハマあたりは実績上位で人気になるのも理解できますね。対するは3歳勢のワイドファラオにノーヴァレンダなどもいますが、よほどの力差がないと3歳馬でここを勝ち切るのはなかなか難しいでしょう。

休養明けの馬が強いのは間違い無いですが、ここは穴馬から波乱を期待して狙っていきたいと思います。狙いたい穴馬が2頭いるので、変則的な買い方にはなります。

ということで、最終見解。

 

◎本命はリアンヴェリテ

京都のこの馬場をこなせるだけのスピードと持続力を持ち合わせた本馬。白山大賞典は初の地方の深い砂で、ぴったりとノーヴァレンダにマークされ息の入らない展開だった。評価したいのはエルムSの5着で、ハイペース追い込み決着の中逃げ先行の中で最先着。残り100mあたりまでは馬券内への粘りを見せており、着差以上に内容は濃かった。今回は同型が揃った一戦ではあるが、休養明けで力上位と思っているインティ・スマハマあたりが控えてくれれば単騎の逃げが叶っても良い。ワイドファラオは番手でも良いので、直線に入るまでにセーフティリードを作ってしまえば粘り込みのシーンに期待が持てるだろう。エルムS組の上位馬が不在ならば、出番があるのはこの馬。

 

○対抗はアドマイヤビクター

3歳レパードSではグリムを筆頭に現在活躍してい馬たちに遅れを取ったが、今年に入り順当に勝ち上がってきた。東京の軽い2100mのコースで2勝Cを0.6秒差の圧勝。前走の3勝Cでは力のかかる阪神2000mで0.6秒差の圧勝。重賞実績こそないものの、能力は重賞に入ってもヒケを取らないものがありそう。みやこSはのちの素質馬が激走するレースでもあるので大いに期待をしたい。内枠は乗り難いが、ロスなく進み直線で馬群さえ捌ければ上位に食い込めるチャンスはあるだろう。

 

＜最終印＞　　自信度　D

◎10リアンヴェリテ
○2アドマイヤビクター
△5.9.14.16

 

参考買い目

◎○→◎○△　　　ワイド9点
◎○→◎○△5.9→印　三連複14点

ワイドフォーメンション。アドマイヤビクター絡みはスマハマ相手だとガミりますが、もっとも期待したいリアンヴェリテと岩田騎手の激走に期待を持ちたいところです。

三連複は可能性が低いかもしれませんが、相手を絞って買いたいと思います。1.3.8あたりも可能性はありそうなのですが点数が増えるので消します。ワイドだけでの勝負でも良いとは思います。

5スマハマは鉄砲実績があり、古馬相手でも今年に入り順当に結果を出してきた。手の内に入れている藤岡騎手なら大崩れはないだろう。斤量差の分インティよりもこちらが上位にくる可能性が高いのではないか。

9アナザートゥルースは5歳になり本格化。地方交流重賞でも結果をだし、中央にもどっても安定した成績。ここも堅実に走ってくるだろう。継続騎乗の大野騎手も魅力。

14ウェスタールンドは本命まで考えたが、目標は次のG1であることに間違いなく、ダートでの実績も少ないスミヨン騎手なら仕掛けどころも難しくなりそう。力はここでも勝ち負けになると思うが。

16インティは崩れたのは新馬と前走の帝王賞のみ、前走に限っては初のナイターなど言い訳のつくものではあるが、ダートで連勝をし続ける馬がどこかでパタリと崩れその後伸び悩むのは良くあること。斤量も59kgと厳しく、川田騎手もここは結果を求められた乗り替わりではないだろう。