ガクです。

ヴィクトリアマイルは初来日のレーン騎手が跨るノームコアが勝利。超高速馬場でレコードという結果になりました。今週末もレーン騎手が騎乗する馬は力以上に人気してしまいそうです、それでも全てのレースで勝てるわけでもなく、青竜Sのカフェクラウンのように負ける事もありますし、狙いを定めていきたいですね。

それでは、先週の重賞回顧です。

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<京王杯スプリングCの回顧>

◎ロジクライは2人気3着。
道中は気分良く先行できていたが、直線で行き場がとれず最後の最後にトゥザクラウンを交わしハナ差の3着。能力としては重賞では力上位だが、典型的なエンジンのかかりが遅い脚をしているので、枠と展開次第であっさりと飛ぶ事もありそう。今後は狙い所を見極めていきたい。

結果的には☆→▲→◎で決着。

【総括】
600mは34.2秒のスロー。高速馬場の中で前にいった馬が苦しなり結果的にはその一列後ろに控えた馬が上位に台頭。後方からの追い込み馬には厳しい展開となった。勝ったタワーオブロンドンは中団の位置から最後は上がり最速で快勝。中団に控えた馬で速い上がりを使った馬は本馬のみで、内容としては非常に強かった。相手強化になる本番でどれだけやれるのかは見もの。

リナーテは積極的にポジションを取れたのが非常に良かった。導いた武豊騎手の腕があってこそだろう。ただし、持ち味である終いの脚が伸びていないところを見ると若干ズブさを感じ、あまりにも速い時計には対応しづらい部分はありそう。牝馬限定の重賞であればチャンスはありそうだが。

トゥザクラウンは思い切って逃げた方が面白いかもしれない、負けはしたが能力はかなり高い。次走も買いたい。

スマートオーデインは今回の展開では出番があるはずもなく、展開次第で重賞で勝てる力はある。安田記念では馬場次第で伏兵として台頭する可能性は十分(相手はかなり強いが)。

 

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<ヴィクトリアマイルの回顧>

◎レッドオルガは3人11気着。
直線での不利が大きかった。鞍上が立ち上がるぐらいに失速しておりどうする事も出来ないレースだった。位置取り的にはノームコアのすぐそばの好位置だっただけに、非常に勿体無い競馬になった。騎手はあまりにも速い時計で馬も苦しかったと言っており、不利がなくても厳しかったのかもしれないが。

結果的には☆→注→△で決着。

【総括】
前半600mが33.7秒と驚きのペース。その後もペースが極端に緩む事なくレーコード決着。あのペースと時計で5着に残したアエロリットはめちゃくちゃ強い。かつ横山典弘騎手が名手であると言わんばかりの内容で、次走以降も注目。勝ったノームコアは出遅れぎみもすぐに絶妙な位置で折り合いをつけたレーン騎手は上手いの一言。馬も想像以上に超高速馬場への適性が高かった。

プリモシーンは福永騎手が非常に上手く流れに乗せた、ノームコアが別の騎手であればこっちが勝っていたかもしれない。高速馬場への適性も高く終いの伸び脚も素晴らしい、状態もかなり良かった。

ラッキーライラックは負けてしまったが、1人気を背負った分勝ちに行く競馬をした分だろう。同じ位置にいたクロコスミアには競り負けたが牝馬の中では一線級で間違いないと思わせる内容だった。