ガクです。
サウジ・毎日王冠は人気の順番で決まりましたが、京都大賞典は11人気のドレッドノータスが勝利と大荒れとなりました。
今週末は台風の影響次第ですが、秋華賞はかなりタフな馬場で行われる可能性もありますし、一筋縄でなならない結果になるかもしれませんね。
それでは、先週の重賞回顧です。
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<サウジアラビアRCの回顧>
◎サリオスは1人気1着。
好位の3番手を追走、直線で2着馬が進出し交わされるかと思ったが、馬体を併せると勝負根性を発揮しグンとひと伸びしレコード勝ち。2歳馬ながらに540kgの大型馬、レースを見る限り鞍上がかなり気合をつけてもスッと伸び始めないことから、多少のズブさは感じるものの、能力はG1級だろう。
結果的には◎→○→△で決着。
【総括】
800mは47.2秒のスロー。逃げ馬が道中12秒台でスローに持ち込み粘る中、最後は力上位の素質馬が2頭抜け出した。
クラヴァシュドールは勝ち馬の後ろにピッタリつけてマーク。400mまでの脚を見るとスピード感もあり、馬体を併せられてからは勝ち馬がさらにひと伸びし負けはしたが、0.2秒差の2着。牝馬の中では現時点での完成度がかなり高い。阪神JFは上位争いになるのは間違いなさそう。
アブソルティスモは前走の控える競馬と変わって逃げ。少頭数でスローペースを作り粘り込んだが、上位2頭とは力の差が明確に出た。今回は展開と好騎乗による結果だろうし、重賞で人気で買う馬ではないだろう。
エンジェルサークルは殿追走から直線でこの馬なりに上がり2位で脚を伸ばしているが、スローペースで勝ち馬がレコード勝ち、今回は追走が精一杯だった。毎回終いは伸びてくるので、まずは自己条件できっちりと結果を出していきたいところ。
<最終印> 自信度 C
◎3サリオス 1人気1着
○9エンジェルサークル 5人気5着
▲6クラヴァシュドール 2人気2着
☆5ロードエクスプレス 4人気8着
△8アブソルティスモ 3人気3着
参考買い目
◎→○▲☆△ 三連単12点 的中(1,080円)
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<京都新聞杯の回顧>
◎ウラヌスチャームは7人気7着。
内の後方でじっくり脚を溜めるいつもの競馬、レースの運び自体は悪くなく直線では内からジリジリと伸びてきたが、思いの外脚を伸ばせず速い上がりも使い切れなかった。次走に向けて最低限の格好の付くレースは出来たとみて良いか。
結果的には消→△→△で決着。
【総括】
1000mは59.7秒のミドル。最初のコーナーまでに各馬が様子を見る中、外から見ていた松若騎手が馬なりでハナ。縦長の隊列でレースは進んだが、3コーナーから4コーナーで馬群が凝縮、最後は内で脚を溜めながら立ち回った2頭が直線で抜け出し叩き合いとなった。
ドレッドノータスは立ち回り力と機動力をフルに生かした。近走はOPでも伸びあぐね完全に成長が止まったと思っていたが、コンスタントに使い続けた矢作厩舎の調整力の高さが出たか。と言っても展開に恵まれた部分は大きく、次走狙いたいかと言われると厳しい。
ダンビュライトはスムーズに逃げをうち、自分の形に持ち込めたことが全てだろう、京都記念も勝っており舞台もあっていたのだろう。気難しさを出さず折り合いもつき力を出し切れたことが最大の要因か。G1になるとテンションが一気に上がってきそうなので狙いづらいか。
シルヴァンシャーは前残りの展開の中で、外を回して上がり3位をマークし初重賞で結果を残した。ただし、後ろのエタリオウと比べると、目一杯力を出し切っての3着。レース内容は強かったが、今回は上位勢が総崩れした一戦。過大な評価はしづらい。
エタリオウはほぼ最後方から直線だけの競馬で上がり最速の5着。残り200mあたりで前との差を見てそこまで追っておらず、多少脚を余しての結果。ジャパンCを目指すようだが、相手強化・舞台適性でも見劣りを感じる。軸にするにはメンバーが強すぎる。
グローリーヴェイズは我慢が効かなかったのか先行策となった、能力は間違いなく高いが、今回のような脚を溜められない展開だと厳しい。
アドマイヤジャスタは休養明けで大きく馬体を成長。まだ緩さがあったが、この馬としては行き脚がつき前々で競馬ができたことは収穫だろう。まだ3歳なので、今後良くなる可能性は秘めているはず。
<最終印> 自信度 C
◎10ウラヌスチャーム 7人気7着
○16グローリーヴェイズ 1人気6着
▲9エアウィンザー 3人気12着
☆4エタリオウ 2人気5着
穴1ノーブルマーズ 4人気4着
△6.11.14
参考買い目
◎→○ 馬連1点 不的中
◎→○▲→印 三連複12点 不的中
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<毎日王冠の回顧>
◎ダノンキングリーは1人気1着。
出遅れ殿。逃げたアエロリット、2番手のインディチャンプが前で粘る中、直線でスピードに乗ると大外から一気に差し切った。3歳馬で斤量的にも軽かったが、勝ちっぷりは見事。次走が天皇賞・秋ではなくマイルCSというのは残念な気もするが、そうなれば輸送などの条件の克服という課題なども出てくるだろう。
結果的には◎→○→△で決着。
【総括】
1000mは58.5秒のミドル。11秒台のラップを淡々と刻む流れとなり、最後は決め手上位の馬と地力が高い馬が前々で後続を突き放した。
アエロリットは5歳牝馬だが、舞台適性と展開を大いに味方につけて立ち回った。それでも、直線で一度はインディチャンプに交わされるシーンを見せつつも、最後にもうひと伸びし2着。東京専門馬で次走が天皇賞・秋ということだが、展開や馬場ひとつでチャンスはあるだろう。
インディチャンプは58kgの斤量を考えれば着差こそあれど負けて強い競馬だった、直線では一度アエロリットを捕まえるシーンもあり、マイルCSに向けて上々のスタートを切った。本番では内枠がほしい。
ケイアイノーテックは積極的な先行策。幸騎手が東京の馬場状態とキレ味では見劣ると判断しての作戦だったと思うが、直線に入るとアエロリット・インディチャンプにどんどん離されて敗退。持ち味は脚を溜める展開でないと生きない。1ハロンの距離延長も堪えたか。
<最終印> 自信度 C
◎9ダノンキングリー 1人気1着
○3アエロリット 2人気2着
▲1ケイアイノーテック 7人気9着
△4.6.10
参考買い目
◎→○→印 三連複4点 的中(1,000円)
◎○→◎○→▲ 三連単2点 不的中