ガクです。

先週は2重賞と番組のボリューム的には中休みな週でしたが、マイルCSを◎インディチャンプ→▲ダノンプレミアム→○ペルシアンナイトで印上位3頭で決着できたのが嬉しかったですね。

春から夏に入るまではかなり苦戦した重賞でしたが、徐々に精度が上がってきていますので、年末まで勢いを失わずに安定した成績を残せるように頑張っていきたいと思います。

東スポ杯2歳Sはコントレイルが圧勝。ノースヒルズが来年のクラシック路線に楽しみな馬を出してきましたが、兄弟馬を見ると距離延長でクラシック路線はどうなのか?と言った所でしょうか。

それでは、先週の重賞回顧です。

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<東スポ杯2歳Sの回顧>

◎リグージェは5人気5着。
新馬同様に後方から、直線で内を通りしぶとく足は伸ばしているものの、11秒台のラップが続き脚も溜め切れず上位とは決め手の差が明確に出てしまった。距離は伸びた方が良さそう。

結果的には☆→○→▲で決着。

【総括】
1000mは58.8秒のスローだったが、単騎でマイネルデステリョが逃げたことで後続は実質スロー。最後は馬場の中〜外を伸びてくる決め手のある馬が上位に差し込んだ。

コントレイルは素質馬が揃った中で5馬身差の圧勝。終わって見れば内に秘めたる素質が爆発、上がり最速33.1秒(次点と0.5秒差)で豪快に差し切り勝ち。冒頭に書いたように今後は距離延長に対する部分でレースの選択肢に迫られる。高速馬場だったので、レコード勝ち自体は課題評価はいらないだろうが、着差を見れば現時点での完成度は目に見えて違った。

アルジャンナは勝ち馬がいなければ本馬がレコード勝ちで来年のクラシックに堂々と名をあげたと思うが、今回は相手が悪かったに尽きる。ただし、本馬の方が距離に融通が効きそうだし、今後の成長力に期待したい。

ラインベックは前々で立ち回った馬の中ではしぶとく粘って3着。着差はあるが、1ハロンの距離延長で強い馬相手にまずまずの結果を出せたことは、来年のクラシックを見据えた中では収穫だろう。

オーロフラッシュは唯一の牝馬で4着。良く戦えていると考えた方が良いだろう。この経験が次走に生きれば良いが、やはり未勝利のメンツが弱いのは間違いなく、自己条件に戻って人気を集めても積極的には狙いにくいか。

 

<最終印>  自信度 C

◎2リグージェ  5人気5
○5アルジャンナ 2人気2
▲1ラインベック 3人気3
☆6コントレイル 1人気1
△4.8

 

参考買い目

◎→○   馬連・馬単各1点 不的中
◎→○→印   三連複4点 不的中
◎○→◎○→印  三連単8点 不的中

 

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<マイルCSの回顧>

◎インディチャンプは3人気3着。
マイルG1春秋制覇。見解に書いたように、好枠から好位で脚を溜めつつ直線で馬場の真ん中に進路を取ると、先に抜け出したダノンプレミアムを目標に一気に追い上げ完勝。展開・馬場・騎乗共に完璧だったと言える。全てが噛み合ったのは事実だが、戦ったメンツも非常に強く、馬の充実度と実力の勝利。

結果的には◎→▲→○で決着。

【総括】
800mは47.2秒のスロー。1000mの通過タイムも近2年とほぼ同じで、速い上がりを使えるかどうか?と言うより、前々で立ち回った馬が上位に食い込む傾向に近いレースとなった。

ダノンプレミアムは絶好のスタートで、外目からスムーズ先行。立ち回りとしては完璧な競馬だったが、結果的に外枠から距離をロスして走ったこと、早目に抜け出して勝ちに行く競馬をしたことで内で脚を溜めた勝ち馬に差し切られた形となった。馬の力は本物だが、このクラスで戦うと他の馬を圧倒するものがないと言う事なのかも。

ペルシアンナイトは位置取りを考えると唯一上がり2位の脚で直線伸び3着。位置取りがもう一列前なら、と言いた区なる所だが復調気配でもあるし、この舞台が特に合うのだろう。

ダノンキングリーは内で脚を溜めて勝ち馬を見る形でレースを進め、3コーナー中で一度外目に進出を試みたができず、直線では伸びにくい最内を通り5着。初輸送などを考えれば地力を示した内容だった。今回は最内枠と乗り難かったことに尽きる。

カテドラルは後方から3着馬の後ろに入り直線勝負。馬場の真ん中から鋭く伸びてきたが、直線で2度不利を受け6着。スムーズな競馬ができていれば3着まではあったかもしれない。今回のようなタフ馬場が合っているのかも。短期間で馬体を大きく成長させており、来年に楽しみが多い。開幕の綺麗な馬場より使われて多少ボコボコしてきたりするのが得意なのか。

クリノガウディーは2着馬の後ろから直線しぶとく食らいついたが、結果的にスパッと切れる脚がないのと、もっと時計のかかるタフな馬場ならと言ったところか。一雨あればもう少しやれたかも。

レイエンダは大外枠。位置取りがほぼ殿。直線で全く追ってなかったルメール騎手の判断的にはペースを考えれば追っても届かないと割り切った騎乗だったのかも。今回は参考外だろう。

プリモシーンは馬体を絞れてきたのは好印象だったが、3〜4コーナーで折り合いを欠いている場面もあり、直線でもまったく弾けず。前走もそうだが、難しいところがある。

 

<最終印>  自信度 B

◎5インディチャンプ  3人気1
○7ペルシアンナイト  6人気3
▲14ダノンプレミアム  1人気2
☆12モズアスコット  7人気14
穴9クリノガウディー  12人気7
△1.6.10.11.17

 

参考買い目

◎→○▲☆穴  馬連4点 的中(840円)
◎→○☆穴  ワイド3点 的中(1,090円)
◎→○→印  三連複8点 的中(3,200円)
◎→▲→☆穴 三連複2点 不的中