ガクです。

先週はマイラーズCがすごい馬場でした。過去10年を振り返っても上位6着までの馬が全て32秒台前半の上がりを使うという高速馬場は驚きです。

そんな中勝ち切ったダノンプレミアムの勝ち方は見た目以上に強いと思いました。モノが違うというのはこういう馬なんでしょう。安田記念に無事にアーモンドアイやビューティージェネレーションが出走してくれば、凄い対決が見れそうです。

もちろん、上記の３頭だけでなく伏兵の台頭にも注目ですね。

それでは、先週の重賞回顧です。

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＜福島牝馬Sの回顧＞

◎フローレスマジックは1人気2着。
前走と同様に早めに動き直線へ、石橋騎手のレースプランとしては完璧な形だったが、結果として勝ち馬の決め手に屈してしまった。最後の直線の切れ味勝負になると中山牝馬S含めて部が悪く、勝ち切るには展開の助けが必要となる。

結果的には→△→◎→○で決着。

【総括】
1000mは60.2秒のスロー。早めに動いたダノングレースと合わせる形で直線に出た2.3着馬を尻目に、一列後ろで脚を溜めたデンコウアンジュが差し切った。勝ち馬はスローからの決め手勝負にはめっぽう強い。3着のダノングレースは結果的に早めに動きすぎたか、輸送で馬体を大きく減らしていた事が伸びに欠けた要因かもしれない。自己条件のOPなら勝ち負けだろう。

ランドネは終始プレッシャーのかかる内を通り3〜4コーナーでは動き出した各馬から遅れをとった。直線では内を突くも前が詰まり失速。2走続けての不利を受けるレースとなり、次走あたりは流石に乗り替わりになりそう。巻き返しは必ずあるだろう。

 

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＜マイラーズCの回顧＞

◎ダノンプレミアムは1人1気着。
逃げたグァンチャーレを追いかける展開となったが、直線で気合いをつけるとあっさりと交わし最後は楽にゴール。超高速馬場・スローペースとか云々、強い。直線の追い出しを見る限りまだ遊んでいるようにも感じる走り。安田記念が非常に楽しみ。

結果的には◎→☆→▲で決着。

【総括】
800mは48.5秒のスロー。最後は切れ味勝負となった。冒頭にも書いたように上位6着までの馬が上がり32秒台の前半をマークするレース、結果が示すようにグァンチャーレ以外は道中の位置取りがそのまま結果となったレース。パクスアメリカーナはこの高速馬場を乗りこなせたことはかなり大きく、安田記念でも展開と枠順次第で上位に食い込める可能性を見せた。

インディチャンプは道中で折り合いを欠いており、それが最後の伸びに欠けたか。どちらにしろ見解に書いた様に前哨戦の仕上がり段階、本番での巻き返しには十分に注意が必要。

グァンチャーレは乗り替わりで松岡騎手での安田記念となりそう、今走はかなり仕上がっていたので本番までにどこまで仕上げて来られるかが鍵となる。

 

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＜フローラSの回顧＞

◎シャドウディーヴァは2人2気着。
舞台適性がやはり高く、直線では残り200mまでは進路が開くのを待たされた分差し損ねた。オークスに駒を進められたことは大きく、距離が2400mに伸びるのは大歓迎だろう。

結果的には△→◎→消で決着。

【総括】
1000mは60.6秒のスロー。勝ったウィクトーリアは出遅れ後方からの競馬になったが、強烈な末脚で勝利。馬群の中で折り合いをつけ我慢が効いたのは大きなプラス。戸崎騎手は性格的に逃げた方が良いとは言っていたが、案外こう言った競馬が向いているのかも。

ジョディーはこの形になると強い、予想の段階ではウィクトーリアと前でやりあうことを想定していた為軽視したが、東京の舞台で武藤騎手を逃すと非常に手強い。パッシングスルーはレースセンスの高さを見せ、先行勢では十分に粘れている、距離延長もこなし今後の成長が楽しみ。

フェアリーポルカは大外枠のロスが大きく、戦ってきた相手を考えても十分能力の高さを示した。初輸送でも健闘しており今後が楽しみ。できれば関西圏でのレースが理想か。

ペレは後方から最初のコーナーで位置を取れなかった。折り合いもついており直線でもスペースを見つけると脚を伸ばしている。中枠から外枠からなら結果は少し変わっていたかも。力はあるので自己条件は勝ち負け。

 

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【総括】

フローラSを軸が来て外すのは非常に残念でした。今週は三日間開催ですが、平成最後の開催ですし良い結果で締めくくれる様に予想励んでいきたいと思います。

あとは、馬券の組み方でしょうか。マイラーズCなんかが良い例で、◎ダノンプレミアムから○▲のワイド2点勝負でも、回収できていた事を考えると（安いですが）、三連単で狙いすぎたと言われるのも仕方なしです。あの少頭数ならワイドが2倍台になるとはちょっと考えられなかったですね。

オッズの見極めと馬券の券種の意識も高めていきたいと思います。