ガクです。
回顧にて、あまり終わったレースに関して「たられば」は言いませんが。
安田記念は悔しかった!!!!
先週の重賞回顧でインディチャンプに重い印を打つ予定と書き、最終的にグァンチャーレに本命を打ったことについて会員様からメッセージをいただくこともありましたが、これに関しては私の中で攻めたいレースだったとご理解ください。悔しさをバネに今週末・夏競馬へと気持ちを向けて頑張りたいと思います。
それでは、先週の重賞回顧です。
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<鳴尾記念の回顧>
◎ギベオンは2人気4着。
スタート直後に躓いたのが全て。その後は折り合いも欠くことなく追走、上がり2位で脚は伸ばしたが差し届かず。しかしながら地力の強さを証明したレースとなり、今後も重賞では目が離せない。
結果的には△→穴→○で決着。
【総括】
1000mは60.4秒のスロー。開幕週の馬場らしく内の前が有利。勝ったメールドグラースは終始ストレスなく競馬を進め直線ではうまく外に持ち出した。内容としては前有利だったことを考えると強い競馬をしたが、時計的には物足りない。充実期なのは間違いないが、G1クラスを相手にした時は見劣りするのではないか?
タニノフランケルは逃げてなんぼの馬。ハナを切れなかったのは痛かった。積極性のある騎手の方が良さそう。
ステイフーリッシュは馬券には絡んだが、どうにもキレがない。今年に入り重賞で上位には食い込むが、これ以上上を目指すのは厳しいような気も。レースセンスはあるが決め手に欠けるので今後あっさり飛ぶこともあるだろう。
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<安田記念の回顧>
◎グァンチャーレは13人4気着。
馬場の傾向と枠順や展開を最大限に生かした騎乗。馬の能力云々、ここは力以上に出た結果と言える。あくまで力はG1では通用するとは言い難いが、良い意味で相手なり・馬場なりに走れる馬であり。今後重賞で下手に人気するのなら軽視はするべき。それでも、13人気ながら4着と健闘したことは素直に賞賛したい。
結果的には穴→△→▲で決着。
【総括】
600mは34.5秒とミドル。強烈なペースを刻んだヴィクトリアMとは違い淀みないペースだった。外枠のゲート直後のことを考えなければ、上位に入った馬は1〜4枠のみ。それを考えると唯一外枠から3着に入ったアーモンドアイは改めて力を示した。一言で現すなら、ありきたりの表現にはなるが「モノが違う」これに尽きる。
インディチャンプの福永騎手は良い意味で馬に逆らわない自然体の競馬を出来た事が最大の勝因。現状の府中の馬場で最高のポジショニングを取りロスなく立ち回れたのが良かった。メンバー中の上りは速くはないが先行しながら32.9秒をマークしており、素晴らしい末脚を披露したと言えるだろう。見解に書いたようにリズムが噛み合った時の爆発力は流石としか言えない。
ステルヴィオはゲート遅れて後方から。近走は積極策をとっていただけに後方からの競馬でどうかと思ったが、結果は上がり2位の32.6秒。位置取り次第では大きく着順を上げていた可能性は高い。近2走は負けているが今回のレースで改めてポテンシャルの高さを示したと思う。今後のローテやレースの使いどころは難しいが、出走してくれば狙ってみたいと思わせる内容だった。近走の内容を考えれば本質的にマイルよりも中距離が合っているのかもしれない。
ペルシアンナイトは外枠のごちゃついた所に巻き込まれ後方から、最後の直線については上がりも使っている事とミルコが最後は流しての結果。ステルヴィオ同様に力のあるところは示したと思う。